
社格・旧郷社
鎮座地 神奈川県茅ヶ崎市浜之郷462
御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
仁徳天皇(にんとくてんのう)
佐塚大神(さつかのおおかみ)
例祭 6月30日
御由緒
長元三年九月(1030年)、源頼義は下総の乱を鎮定するため懐島郷(現地)に至り、源家の守護神石清水八幡宮を勧請して戦勝祈願をしました(別に宇佐八幡宮勧請説もあります)。
永承六年(1051年)前九年の役(安倍一族の反乱)が起こり、陸奥守となった頼義の応援に向かった長子、源義家が懐島郷に入り戦勝祈願をしました。前九年の役が終わった康平六年(1063年)、頼義は鎌倉由比郷に鶴岡八幡宮の前身である「元八幡」を建立し、当八幡宮はその旧社であることから「本社八幡宮」といわれました。
歴代源家の信仰も厚く、格別に手厚い保護を受け、懐島を領地とした大庭景能は源家の再興に協力し、将軍となった頼朝に重く用いられました。
弘安四年(1281年)蒙古退散の祈祷があり、この戦に大勝した日が六月閏三十日の晦日だった為「晦日祭」といいました。この「晦日祭」は両社(八幡宮と佐塚明神社)の例祭となりました。
江戸時代、徳川幕府は先規により高七石の朱印地を寄進しています。昭和九年九月十五日に郷社に列格しました。
当八幡宮は源氏が関東へ進出する第一歩として祀った最初の氏神社ではありますが、このことはあまり知られていません。
本社八幡宮の由来こそ源氏の歴史、関東進出の真相を語るものであります。
八幡宮由緒書きより
参道

参道で目にした道祖神と真横に生える松

境内に入ってスグ右手にある鐘楼

拝殿

拝殿は木造入母屋造り銅版葺き、向拝には少しですが彫刻が施されています。

御本殿(神明造)

社殿横に聳え立つ大銀杏

大銀杏の根元は特殊神事(皿割り厄払い)を行う場所になっています。

淡島神社
御祭神は少彦名命、淡島神。
淡島信仰による女性の守護神で、寛政元年(1789年)以来度々改修されて来ました。現在の社殿は昭和五十七年に建てられました。

鉾宮神社と鶴嶺稲荷神社
鉾宮神社の御祭神は鉾宮大神、古刀比羅命、須佐之男命。
他には、がん封じの石や平和の象徴・鳩の石碑なども安置されている。
【御朱印】
御朱印は境内左にある授与所で拝受することができます。
初穂料は各300円
また、当神社にはオリジナル御朱印帳の用意もあります。
淡島神社御朱印
オリジナル御朱印帳

鶴嶺八幡宮アクセス
所在地 神奈川県茅ヶ崎市浜之郷462
最寄駅 JR東海道線 茅ヶ崎駅下車 北口バスターミナルよりバス利用
URL http://members.jcom.home.ne.jp/tsurumine1030/top.html
乗り換え案内 http://www.jorudan.co.jp/norikae/
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